A管の最低音より長3度低いLOWCまで出せるAクラリネットです。ビュッフェ・クランポンのバセットクラリネットが完成したので、モーツァルトの有名な協奏曲が、原作どおりに聴けるようになりました。楽聖の没後200年を記念して、開発に着手した楽器です。
簡単に説明するとロング管のバスクラリネットのAクラリネット版です。モーツァルトの協奏曲を演奏するためにあるような楽器ですが、普通のA管を買わずにバセットクラリネットを持っていても、アルトクラリネットの音域を少しカバーすることもできますし、何かと便利な楽器です。ただし重量は普通のA管より重いので演奏にはストラップが必要です。
ベルリングは装着されておらず、豊かな木の響きが出るように設計されています。
『RC系統』のまろやかで豊かな響きの楽器です。