ベル厚さ分布の変更と、ハンドレスト位置の変更により進化した“Neo”ユーフォニアム
ヤマハ技術陣はブラスバンド界で最も優れた指導者の1人であるビル・ミラー氏と、ヤマハのブラスバンドコンサルタントを務めるデヴィッド・キング氏と共に試作を重ね、これまでのユーフォニアムの主要パーツを変更することで、探し求めていたブラスバンドサウンドをかたちにしました。バリトンやアルトホルンとよく調和する一方、パワーがあり遠達性に優れたサウンドに加えソロに求められる色彩感あふれる音色が特長です。
新たにデザインされた管体は適度な抵抗感を保ちつつ、パワフルな低音域とフォーカスされた高音域を兼ね備え、全音域を通じてのダイナミクスレンジを向上させています。さらに楽器自体に求められる豊潤な音色と心地よい響きに加えて、正確な音程感も兼ね備え、演奏表現により一層の深みと幅をもたらします。
よりホールド性を追求し自然な指の形で演奏できるよう位置を変更されたハンドレストは、ソロや金管バンドに要求される速いパッセージでのフィンガリングを容易にし、スムーズな演奏を可能にします。
銀メッキ仕上げは柔らかく豊かな音色です。